Cloudflare Research
論文
2024

Topaz: 宣言型で検証可能な CDN スケールの公式 DNS

貢献者

James Larisch, Tim Alberdingkthijm, Suleman Ahmad, Peter Wu, Tom Arnfeld, Marwan Fayed

詳細

ACM SIGCOMM 2024 Conference, Sydney NSW Australia, August 4-8, 2024.

概要

今日、CDNのネームサーバーがカスタマーのドメインのDNSクエリを受信すると、ロードの管理やパフォーマンスの維持などのサービスレベル目標に基づいて、どのCDN IPを返すかを決定しますが、スプリットテストなどの内部的なニーズも考慮されます。これらの決定の多くは、DNSクエリからIPアドレスへのマップを命令型で生成する割り当てシステムによって事前に行われます。ただし、命令型の割り当ては、異なる目標が衝突する場合に特にネームサーバーの動作を曖昧にします。 本論文では、アノイカストCDN向けの新しい公式ネームサーバーアーキテクチャであるTopazを紹介します。Topazは、DNSの目標を宣言型でモジュール化されたプログラム(ポリシー)としてエンコードします。ネームサーバーは、リアルタイムのクエリに直接対応してポリシーを実行します。DNSの動作を理解または変更するには、オペレーターは単にポリシーのプログラムリストを読み取るか変更するだけで済みます。さらに、ポリシーが形式的に検証されたドメイン固有言語(topaz-lang)で記述されているため、Topazは展開前にポリシーの衝突を検出できます。TopazはグローバルなCDNで1秒間に約100万件のDNSクエリを処理し、6大陸にわたる数百万のネームサーバーに対して動的にアドレスを決定します。Topazを評価した結果、導入する遅延のオーバーヘッドは許容範囲内であることがわかりました。