Cloudflare Research
論文
2021

後量子TLSにおけるハンドシェイク署名なし

貢献者

Sofía Celi, Armando Faz Hernandez, Peter Schwabe, Douglas Stebila, Thom Wiggers

詳細

Real World Crypto Symposium 2021. Virtual. January 2021.

概要

KEMTLSを紹介します。これはTLS 1.3のハンドシェイクの代替手段であり、サーバー認証に署名ではなく鍵暗号化メカニズム(KEM)を使用します。現在の後量子暗号の候補の中には、署名方式がKEMの公開鍵/暗号文サイズに比べて大きいものがあります。後量子TLSでサーバー認証にIND-CCAセキュアなKEMを使用することで、多くの利点を得ることができます。KEMTLSのサイズ最適化された後量子バージョンは、サイズ最適化された後量子TLS 1.3バージョンの帯域幅の半分未満で動作します。スピード最適化されたバージョンでは、TLS 1.3に比べてサーバーCPUサイクルをほぼ90%削減し、通信サイズを削減し、クライアントが暗号化されたアプリケーションデータの送信を開始するまでの時間を短縮し、サーバーの信頼されたコードベースから署名用のコードを削除します。